
こんにちは!
オーストラリアとカナダの2か国のワーホリを経験したきりみです。
ワーホリに行くと1回キャリアが途切れてしまうので、帰国後の就職先に不安になってしまいますよね。
今回は実際に私がオーストラリアで1年間ワーキングホリデーを終えた後に、日本で英語を使う会社に就職した話をします。
私の職歴
ざっと私の職歴をご紹介します。
2012年 | 日本 | 小売店販売員 |
2017年 | オーストラリア | 美容院受付 |
2018年 | 日本 | 出版社営業 |
2019年 | カナダ | 物流業界営業 |
2020年 | 日本 |
物流業界事務 |
大卒後の就活に大失敗し某小売店販売員として4年半働いたけど未来が見えず、ずっと憧れていた海外生活を経験するためにオーストラリアにワーホリへ。
帰国後は新聞社に就職し国際事業部の営業として一生を尽くすつもりだったが、日本に留学に来ていたアメリカ人に出会ってしまい、彼の近くで生活するために再びワーホリでカナダへ。
カナダでは某日系航空会社の子会社で信じられない営業成績を残す(←自画自賛)
ワーホリ満期終了のあとは、そのまま彼の住むアメリカに移住予定がコロナで頓挫、現在一時帰国中で短期でオフィスワークをしながらK1ビザ待ちといった感じです。
オーストラリアでのワーホリ
私は27歳のときにオーストラリアのシドニーで1年のワーホリで美容室のレセプショニストとしてフルタイムで働いていました。
経営者も美容師も全員日本人ですが、お客さんは80%くらいがEnglish speakerという環境で、電話やメールの予約対応だったり、来店時の接客や会計などの仕事内容でした。
ワーホリ前も終わりまで一貫して、ファームジョブや学校に行ってワーホリ期間を延長するつもりはなく、ワーホリ終了後は帰国することを念頭に置いて生活していました。
お客様や業者との会話もほとんど英語なので苦労しましたが、その分度胸と多少の英語力は付いたと思います笑
ワーホリを始めて半年くらい経ったころに、自分の現在の英語のレベルを知りたくなり現地でTOEICを受けてみました。
勉強時間でいうと30時間くらいだったと思います。(少ないね)
結果は730点でした。(低いね)
当時TOEICを受けたときに書いた稚拙な記事がこちら↓
私はこれ以降一度もTOEICは受験していませんが、これからワーホリに行く方がこの記事を読んでいるのならワーホリに行く前とワーホリ後に受験をすることを強くお勧めします。
私ワーホリ前後で受けてなかったので、実際1年でどれだけ自分の英語のレベルが上がったのか分からないです。
ワーホリ前の点数を知ることで励みになり、現地での自分の頑張りも変わってくると思います。
就活
帰国の1か月前くらいからいくつかの日本の転職サイトに登録して求人を見始めました。
同時に職務経歴書等の作成も始めました。
経験談ですが、帰国直後は保険料や税金等の支払いで数十万円単位でお金が飛びます( ;∀;)
帰国から就職までのタイムラグを短くするために、帰国前の早めから情報を入れておき、帰国後すぐに本格的に就活を始めましょう!!
海外で働くことも視野に入れて職探しをしましたが、ビザを持たない状態ですぐにそのまま海外勤務っていうのはかなり難しいようです。
日本の転職サイトだとそのような求人はほぼありませんでした。
私は日本では小売業での経験しかなかったのですが希望職種が営業だったので、まずそのキャリアチェンジでの採用がまずしかったです。
ワーホリ後に就職する人ってみんな同じ職種に戻る方の方が多いのかな?
出来れば英語は使う仕事がいいけれど、接客業などで英語を使うことは想定しておらず、とにかく営業で自分がどれだけ出来るか試してみたかったのです。
私が実際に使った転職サイトはこの2つです。
DODAエージェントサービス

初めての転職活動だったので、エージェントサービス使ってみました。
エージェントサービスはチューターが1人つき、職探しから職務経歴書などの添削、面接から就職までサポートしてくれます。
私は業界にこだわらず仕事探しをしていたのでそれぞれの業界の事情が参考になったり、面接後のフィードバックも相手企業人事の評価も踏まえて詳しくしてくれるので次回に生かすことが出来ました。
エージェントサービスはいくつかありますが、DODAを選んだ特別な理由はないので自分で一番よさそうなところを探してみてください!
マイナビ

エージェントで就活するのと並行して、求人数が多いマイナビから自分で好みの求人に応募していました。
DODAでは英語を使う求人はあまりなかったので、そこをマイナビで補っていました。
最終的に内定をもらって就職を決めたのはマイナビからの求人でした。
私が転職活動をしていた2017年は売り手市場だったため就活は割とスムーズに行き、就活を始めてから内定まで1カ月半でした。
応募した企業は全部で20社くらいで、面接まで進んだ会社が5社、今の内定をもらった時点で選考が進んでいた2社を辞退しました。
実際私が面接まで進んだ企業の選考事情をご紹介します!
貿易事務
応募条件にTOEIC700点以上のとあり、唯一英語の筆記テストをした会社で、4つの英語の設問に対して英語で自分の考えを書くテストでした。
私は貿易知識を問う筆記テストが全く答えられなかったのと、貿易事務の経験がないので多分それで落ちました。チーン
面接の話の中で詳しい仕事内容を説明してくれましたが、かなり法律の知識も必要になるみたいで受かっても実際に働く自分がかなり厳しかったと思います。
海外勤務の会社
海外で働きたい気持ちも残っていたので、採用後に就労ビザが支給されるタイのバンコク勤務の日系の会社も応募してみました。
(実はその会社はボンビーガールに特集されたこともあるんですよ!)
社長と1対1のSkype面接でとにかくやる気が重要視されるようでした。
Skypeで社内も見せてもらいましたが、とてもきれいでした。
タイバーツの給与だと現地で暮らすには十分かもしれないけど、やっぱり貯金は出来なくなってしまうことやコールセンター勤務が自分の中で納得できなかったので、内定をいただきましたが辞退させてもらいました。
出版社
私が内定をもらって実際に働いた出版社は国語の筆記試験がありました。
私は頭が悪いので時間目一杯解いているなか、他の受験者は次々に退出していってみんな天才かよって思ったことを覚えています。
面接で「うちは全国に支社があるけど転勤はできますか?」って聞かれて転勤嫌だけど「ハイッ!!!!」って全力で言いましたw
国際事業部への配属になるので応募条件にTOEIC700点以上の記載もありました。
メーカー
実はめっちゃ行きたかった文房具メーカー(全然大手ではない)と出版社が同時に選考が進んでいたのですが、結果を最後まで待ちきれずに辞退しました。
この会社は英語全く使わない仕事内容ですが、私が単純に自分の強みが活かせる会社だと思ってました。
絶対会社に貢献できたのに、私を採用できなくてかわいそうだなって思いますヽ( ´ー)ノ フッ
↓ 内定もらって新たな生活の始まりにワクワクしてた頃にかいた記事
実際に働いてみて
私が内定をもらって働くことに決めた会社は建築・建設系の新聞、書物を扱う汐留にある中小企業でした。
一番やりたかった営業職で、国際事業部に所属となりました。
給与は一般的なOLと同じくらいでしたが、福利厚生がしっかり整ってたし、カレンダー休日+有給たくさん、勤務時間もぴったり9-17時でした。
この会社は生理休暇(正式名称不明・有給とは別)も月に1日あったんだよ。
大卒後に働いていたのが小売業界で残業だらけで心身ともに疲れてしまったので、今度はとにかく自分の時間と健康を優先しようという想いでした。
その会社もたくさん学ぶことあったし当時の仲間はいまでも友達だけど、あの働き方は若いときしか無理だわー。
ベンチャー企業は勤務時間も長いし働く人はイケイケで辛いから、この会社は創立90周年の歴史のある会社だったのでそこもよかったです。
実際の仕事内容はルート営業の広告取りが90%くらいで、国際事業部はまだ立ち上げたばかりでこれから大きくしようと頑張っているという現状でした。
なので、英語を使う仕事はそんなにありませんでしたが、たまに記事の翻訳と、APEC関連の対応で実際に世界中から来日する政府関係者と英語で話すこともありました。
翻訳ですが、専門用語が入る英文を作ったことがなかったし、そもそも翻訳をした経験もほぼなかったので、めっちゃ頭痛くなりましたw
会社には頭も良くてきれいで信じられないくらい英語が出来る女の先輩がいたので、その先輩に翻訳した原稿をチェックしてもらってました。
さいごに
海外で目一杯楽しんだ後の就活って不明だと思うけど、早めから情報収集して、自分のやりたいことは何なのか、自分の強みは何なのか、希望の会社でどう貢献できるのかとしっかり固めて備えましょう。
当たり前ですが英語を使う仕事がしたければ、日本の就活で重視されるTOEICの点数にこだわって勉強をしましょう。
英語を使う職種は応募条件に800点以上の記載がある企業が多いので、まずは800点を目指して頑張りましょう。
また、新卒だけでなく転職の場合でもSPIは使われることが多いようなので、これも早めから勉強しましょう。
私は国際結婚の移住のために大好きだった会社を離れることとなりましたが、この経験からカナダに行ってからもワーホリでなかなか難しいとされるオフィスワークの仕事を勝ち取ることが出来ました。
就活中って内定が出ないと不安になることもあると思いますが、大事なこと実際にその会社で働く自分だと思います。
大手だからいい!とか安直な理由で入社する人が本当にいるかは分かりませんが、是非働くことで自分が幸せになれる会社で働いてくださーいヽ(・ω・)/ズコー
大学ときに就活で落ちまくってた時の自分にはこの言葉は響かなかったかもしれませんですが、30歳になったいまは本当にそう思うんだよ。
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