【国際結婚】相手の宗教に合わせなくちゃいけないの?!

国際恋愛

 

きりみ
きりみ

こんにちは、きりみです。

現在アメリカ人の彼氏と婚約中です!

 

国際恋愛をしている方にとって相手の宗教って結構大きな問題ですよね。

お互いに愛し合ってるけど、宗教のせいでなかなか両親に認められず結婚が出来ないなどもあるかもしれません。

 

今日は、わたしの実体験を元に宗教についてお話しします!

 

彼の宗教観

 

私の彼はクリスチャンとして生を受け、子供の時から毎週教会に通っていて洗礼も受けましたが、当時から全く信仰心はなく中学くらいから教会に通うのも辞めたらしいです(;^ω^)

 

両親は昔は近所のカトリックの教会に通っていましたが、そこの牧師があまりよくなくルスラン(Lutheran)の教会に行くようになったそうです。

 

両親は彼も妹ももうすでに信仰心がないのは分かっていますが、形式上食事の前に全員でお祈りをします(私も一緒にやります)

 

両親は宗教のことで子供たちや婚約者の私になにか強要してくることは一切ありません。

 

結婚式もチャペルで挙げてもパーティー形式でも私たちが好きなようにすればいいって言ってくれてます。

(彼いわく、彼は洗礼を受けたからいいけど、私はクリスチャンではないからチャペルでは挙げられないと言われたけど真相は不明)

 

 

 

 

以前彼のお母さんと二人で宗教について話したことがあります。

彼女はキリスト教信者ですが、このように話してくれました。

 

「私は、私の神を信じるけどそれを誰かに強要しない。聖書がすべて正しいは思わないし、それ以外の行動を間違っていると思わない。」

 

「大半のトランプ支持者はクリスチャンで、彼は堕胎を違法とする法を作ろうとしているからクリスチャンは彼を支持しているが、女性とのスキャンダルだらけのトランプがそんなことを気にしていないのは明らかで、自分の票のためにクリスチャン寄りの発言をしているだけ。」(聖書では堕胎は禁じられている)

 

自分はクリスチャンなのに、このように視野が広く物事を正確に捉えることが出来て、私はいつも寛容な義母が大好きです。

 

 

 

 

 

彼と昔、宗教について話したLINEが残ってました。

 

(以下、超意訳)

 

聖書に同性愛者は悪だと書かれているから、残念だけど自分の親戚たちの中に同性愛者を不快だという人たちもいる。

 

いつもその会話になったときに、本当は「黙れクソ、お前らは間違っている」って言ってやりたいけど、せっかくの親戚の集まりで喧嘩したくないからただ黙ってるのが悔しい。

親戚はみんないい人たちだけど、宗教や政治の話になったときにクソみたいなこと言って腹立つ。

 

親戚の中でも熱心なクリスチャンはトランプ支持者で、そうではない人はトランプが大嫌い。

 

宗教は暴行を引き起こすし、聖書に書かれていることをと違う事実(ホモサピエンス、人種差別、化学とか)を認めようとしないから、僕は宗教が大嫌い。

宗教がなければ世の中はどんなに平和かと思うよ。

 

 

私の彼は同性愛者も私達ストレートと同じように扱われるべきだし、堕胎するかどうか決める権利も妊婦にあるというのと常に訴えています。

 

 

私も何度か会ったことのあるおばさんの車にはanti-abortion bumper stickerと呼ばれる、堕胎反対を啓蒙するステッカーを車に貼っています。

 

( ↓ 拾い画だけどこんなん )

アメリカには他にも同性愛者反対のステッカーを貼った車などをよく見かけます。

 

必ずしもイコールではないですが、熱心は宗教家は差別主義者であることが多いです。

 

↓この親戚のおばさんについて軽く書いた記事↓

 

 

 

親戚のチベット人

 

私の彼のいとこの婚約者はチベットで生まれました。

難民として10歳くらいの時に家族でアメリカに渡ってきたそうです。

 

 

それがチベットの文化なのか、それともその家庭がそうなのか分からないのですが、彼女は両親に代わって働いて家事もして、さらに幼い弟の面倒も見ているそうで、もう30歳になる彼女ですが、いまだに門限は20時だそうです。

 

交際して5年くらいになり最近プロポーズをされて彼女も受け入れたんですが、彼女の家族は(宗教的な理由かは不明)チベット人はチベット人と結婚するべきだという考えで、いまだに彼は彼女の家族に挨拶に行けていないようです。

 

親戚のなかで私と彼女だけがアジア人なのでみんな何かと引き合いに出しますが、同じアジア人でも境遇が違い過ぎるので、私は特に効果的なアドバイスは出来ないです。

 

彼女はアメリカで看護師になり更に新しい医療の資格を取ろうといまでも勉強していてすごく努力家なのは知っているので、早く二人がみんなから祝福されて結婚して幸せな家庭が作れればいいなと思います。

 

 

 

 

私の宗教観

 

私はおばが横浜でシスターだったこともあり、キリスト教は小さい頃から常に身近にありましたが、私自身がなにか特定の宗教を信じたことはありません。

 

オーストラリアでワーホリをしていたときに居候させてもらっていた家がクリスチャンだったので、当時は一緒に教会も付いて行って、真剣にキリスト教について理解しようと思っていました。

おばさんが「godとtalkするのよ」と教えてくれましたが、godの声が私に聞こえたことは一度もありませんでした。チーン

 

 

 

 

宗教には歴史があって、その歴史の中で素晴らしい美術品が誕生したのは宗教の功績だし、疫病や飢餓に苦しむ人々が希望が見えない中でなにかに縋りたくなった気持ちは理解できます。

 

でも今から何千前に書かれた聖書をすべて是として、その道を外れる者は悪、それぞれの宗教が原因でいがみ合って人の命を殺めてしまっていることが悲しいです。

 

 

なんでこんなことになってしまうんだろうと考えたことがあって、、、、

 

唐突だけど、日本って畳の敷居って踏んじゃダメって子供の時からずっと言われてきたじゃないすか?

 

外国人はダメなんて言われたことないから、敷居バーンって躊躇なく踏めるかもしれないけど、やっぱり今でも私は敷居は踏めないし、ご飯にお箸ぶっ刺せない。

 

子供の時から刷り込まれていることってやっぱりずっと続くと思うの。

 

だから宗教のある家で生まれて、これはダメあれはダメって(同性愛とか)教えられて育ったら、急に受け入れられないっていうのも理解は出来ます。難しいね。

 

 

 

まとめ

 

私自身が彼との関係において宗教が原因で揉めたりしたことはありませんが、外国に住んでいる以上宗教の問題は痛感しています。

 

どの宗教も根本的には他人を傷つけたりするものではないと信じているので、みんなが互いを尊重しあって生活出来る日がいつか来ることを信じています。

 

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